ベル・フルール創業ヒストリー
~普通の主婦が起業するまで~
普通の主婦からスタートし、フラワーデザイン業界を牽引する存在へ。 ベル・フルール創業者の歩みをご紹介します。
1. 花との出会い(少女期〜学生時代)
花との出会いが、すべての原点となりました。
昭和生まれのごく普通の少女だった会長にとって、花との出会いは祖母の一言から始まりました。
「女の子は生け花くらいできないと、お嫁にいけない」——そんな時代背景の中、12歳で華道部に入り、小原流の生け花を学び始めます。
当初は義務感から始めたものの、次第にその奥深さと面白さに魅了され、短大時代には月例試験にも挑戦。20歳のとき、全国で3名の若手作家に選出され、「花」が人生の中で大きな存在となっていきました。
さらに就職後に出会ったフラワーデザインスクールで、生け花とは異なる自由で華やかな表現に衝撃を受けます。この体験が、現在へと続く原点となりました。
2. 専業主婦としての葛藤と再出発
心の奥にあった想いが、再び動き出します。
結婚・出産を経て専業主婦の道へ。それまで積み重ねてきた学びや経験を手放すことになりました。
「もう一度花に関わりたい」という想いは、心の奥に残り続けていました。
ママ友から「教えて」と言われたことをきっかけに、小さな一歩が始まります。
百貨店で目にしたカーネーションのブーケに心を奪われ、資格取得を決意。子育てと両立しながら学び直し、再び花の道へと戻ります。
3. 教室開講と教育者としての第一歩
小さな一歩が、大きな実績へとつながります。
資格取得後、自宅教室を開講。月謝1,000円からスタートしました。
最初の生徒とともに試験に挑み、「最高得点」で合格。この実績が評価され、講師としての道が開かれます。
当初は家庭との両立に悩みながらも活動を続け、最終的には2,000名以上のプロデザイナーを育成するまでに成長しました。
4. ターニングポイント、舞台は世界へ
人生を変える転機が訪れます。
専門学校での最終登校日の朝、一本の電話が鳴ります。
「トヨタアムラックスでの展示で、車一台を花で装飾してほしい」
この挑戦は大成功を収め、多くの来場者を魅了しました。
この実績をきっかけに出版や世界大会出場へとつながり、ブロンズメダル受賞という成果を収めます。
5. 飛躍
実績が新たなチャンスを生み出します。
著書のヒットをきっかけに百貨店での展示が成功し、全国へと展開。
新宿伊勢丹への出店を経て、最終的には銀座に本店を構えるまでに成長しました。
6. 起業と現在
事業としての新たなステージへ。
2003年、長男とともに法人を設立。
現在ではグループ全体で200名以上の雇用を創出し、デザインと教育を通じて価値を届ける存在へと成長しています。
設立20周年には銀座に旗艦店を開設し、新たなステージへと歩みを進めています。
人との出会いとご縁の中で、道は開かれてきました。
目の前のことに全力で向き合うことが、次の扉を開きます。
成功のための5つのキーワード
- 小さくても明確な目標
- 戦略を立ててまず行動
- チャンスが来たら一気に動く
- コミュニケーション能力を高める
- 続ける力
